2019年映画ベストテン
あけましておめでとうございます!!本年もよろしくおねがいします!!!
挨拶は程々に2019年ベスト記事書きます!やっと!!2019年に観た新作映画は48作品!
選考基準は「2019年に公開された映画」で先行上映も含みます。公開が2019年であればDVDも可にしています。
ベストの中にはまだ記事としてアップしてないのもありますがご容赦くだせぇ!!!
それではどうぞ!
- 第10位:夫婦関係の悲喜こもごも
- 第9位:幸せになりたいっすねぇ
- 第8位:"事実"と"真実"
- 第7位:夫婦の岐路
- 第6位:君は僕のヒーロー
- 第5位:何者でもない不安
- 第4位:これぞ映画のマジック
- 第3位:恋愛漫画とフェミニズム
- 第2位:極上エンタテイメント爆誕
- 第1位:伝統芸能×男泣き
第10位:夫婦関係の悲喜こもごも
『天才作家の妻 -40年目の真実-』
ある意味一番難しいといっても過言ではない10位枠。どうしても外せないと思ったのが今作でした。
長年連れ添った夫婦の愛憎入り混じった関係性や、ケンカの真っ最中でも相手に何かが起これば行動する思いやりの自然さに熟年夫婦の良さを垣間見ました。
あとはグレン・クロースの演技!怒っているとも悲しんでいるともとれるような表情演技が絶妙で個人的には2018年のアカデミー賞はこっちでしょ!と思いました。まるで『女神の見えざる手』のジェシカ・チャスティンがノミネートすらされなかった時のよう!
第9位:幸せになりたいっすねぇ
『愛がなんだ』
純粋な口コミで大ヒットした本作。本編以外の思い出として、前に座ってた女性二人が『diner』の予告冒頭の口上である「おれはぁぁ〜こぉこぉぉのぉ〜王だ!」に対して「カッコイイ〜」と言っていたのを未だに覚えています。映画館で普段見かけない客層も来てるんだなと。
本編は過去の自分の恋愛を引っ張り出されて思わず自分語りをしてしまいたくなる劇薬!詳しくは下記ブログを参照してください。
恋愛映画ですが片想いさえした事あればOKな敷居の低さもいい所だと思います!
第8位:"事実"と"真実"
『アメリカン・アニマルズ』
まず映画の語り口の手法が斬新な上に、“真実の物語である”という冒頭テロップが示すとおりの内容に拍手!
実話物でもありケイパー物でもあり青春物でもある。複数ジャンルを乗りこなす非常によくできた映画でした!
第7位:夫婦の岐路
『マリッジ・ストーリー』
「離婚話なのにパートナーが欲しくなる」という矛盾!
配信系もここまで来たか!と思わせる出来と描かれる内容の豊潤さ。夫婦で観ましたが「あるある!」が行動から気持ちの動きにまでリアルに現れているので「よくできてんなぁ〜」と感心しました!
しかしアダム・ドライバーはホントうまいなぁ…
第6位:君は僕のヒーロー
『スパイダーマン:スパイダーバース』
今まで観てきたスパイダーマンの中でやっと「俺の中のスパイダーマンが生まれた」と思いました!
映像表現はもちろんのことですが、何より感動したのはスパイダーマンのテーマのひとつでもある“親愛なる隣人”をここまで的確かつエモーショナルに描けるとは!アカデミー賞受賞も納得の出来でした!
脚本家である“クリス&フィルのコンビにハズレなし”の伝説にまた新たな1ページが追加されましたね。
第5位:何者でもない不安
『バーニング 劇場版』
村上春樹の『納屋を焼く』にこんな脚色をできるなんて!同じストーリーなのにこんなにも印象が変わるのかと驚いた作品。
早稲田松竹で観終わったあと友人に「どうにもならなさ」についてツラツラ喋って帰ったのはいい思い出です。無常という言葉がふさわしい。
第4位:これぞ映画のマジック
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
画面にディカプリオとブラピが揃った瞬間に「元取れた!」と思った本作。とにかく3時間多幸感に包まれながら終わるという素晴らしい映画体験ができました!
タランティーノの映画愛と、それによって生み出されたマジックは最高!マーゴット・ロビーのシャロン・テートもむちゃくちゃキュートでした!
第3位:恋愛漫画とフェミニズム
『ホットギミック ガールミーツボーイ』
ネトフリで年末滑りこみ鑑賞したらまさかの大傑作で度肝抜かれました!
こんなに気持ち悪くて歪で、それでいて真っ直ぐな恋愛映画は初めて!ヒップホップ的な作り方とセンスによって成り立たせているバランス感覚は怪物級!
山戸結希監督の名前が記憶に残るレベルの衝撃でした!
第2位:極上エンタテイメント爆誕
『パラサイト 半地下の家族』
本公開は20/1/10なのですが、先行上映が12/27だったのでルール適用内としてランクインさせました!
とにかくエンターテイメントとして超一級で、社会派な面もブラックコメディな面もドラマな面も、あらゆる面をまとめ上げて昇華させているポン・ジュノ監督は天才か!!!
集大成と言っても過言ではない出来と面白さに、韓国映画ホントスゲェなぁと脱帽しすぎて帽子どっか行きました。
第1位:伝統芸能×男泣き
『プロメア』
もうこれは圧倒的ですね!今までエヴァ、グレンラガン、キルラキル、パンスト、ダリフラ、宇宙パトロールルル子といったTVアニメ群を見て、そして愛してきた自分にとって最大級のご褒美でありアニメ映画の金字塔を打ち立てた本作は何者にも耐えがたい代物!
友人と初めて渋谷のヒュートラで観て、スクリーンを出てからエスカレーターでも、原宿までの帰り道もずっと、乗り換え駅で別れる時に至るまでただひたすらに“観た映画の良さ”を語っていたのは2019年後にも先にも今作だけ!!
ブログを書いてて初めて「中島かずき作品は歌舞伎」という気づきを得られたのも大きかったです。
まさかガイナ立ちで泣くとは思わなかった!!
以上が2019年のベスト10になります!
他にも『ジョーカー』『女流作家の罪と罰』『エイスグレード』『ハウス・ジャック・ビルト』『エンドゲーム』『2人のローマ教皇』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-』『ブラインドスポッティング』『一人っ子の国』『ジョン・ウィック パラベラム』『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』などなどいっぱいあったので本当に選ぶのが大変でした!その上見逃しも大量にあるし今年はどうかしてる!(毎年そうだとも言える)
今年は文字数少なくてもいいから記事をこまめに上げられる様クセをつけたいです…
2020年もいい映画に出会えますように!!
#2019年映画ベスト10
— バシ (@bashix4) 2019年12月31日
①プロメア
②パラサイト
③ホットギミック ガールミーツボーイ
④ワンスアポンアタイムインハリウッド
⑤バーニング劇場版
⑥スパイダーマン:スパイダーバース
⑦マリッジストーリー
⑧アメリカンアニマルズ
⑨愛がなんだ
⑩天才作家の妻 -40年目の真実-
鑑賞数49本 pic.twitter.com/jsKLDEjt0B